脱臼(だっきゅう)はスポーツ外傷を受けやすい部活が活発な青年男性やスポーツ選手、肉体労働者に発生しやすい症状です。
骨と骨を繋ぐ場所であればどこでも起こりうる症状ですが、主に「肩」「肘」「指」などに多く、関節の靭帯を損傷する場合もあり激しい痛みを伴うことがあります。
まず出血がある場合は真っ先に止血を行い、脱臼の処置はその後になります。出血が無ければ患部が動かないように安静にします。
脱臼は骨折や捻挫と判断が付かない場合もあり、骨折の場合は内出血でショック状態(気を失う・嘔吐する)に陥る場合もあるので、PRICES処置を行った後、医療機関へご来院下さい。
“PRICES”処置は
P:保護(Protect)
R:安静(Rest)
I:冷却(Ice)
C:圧迫(Compression)
E:挙上(Elevation)
S:安定/固定(Stabilization/Support)
*以前は「RICE」でしたが近年は「PRICES」の6文字に増えてきています。
脱臼した状態をもとの位置に戻すことを「整復」と言います。
整復した個所を、ギプス・シーネなどと呼ばれる固定材料で動かないようにする事を「固定」と言います。
山本はりきゅう整骨院では、患者様が症状を訴えている箇所を診せていただき、脱臼または骨折している可能性があると判断した場合、「整復」・「固定」の処置を行います。
※脱臼後すぐご来院頂いた場合、レントゲン等の処置のため他の医療機関へ紹介状を書かせて頂くことがございます。
患者様の症状に合わせて、下記の治療方法を組み合わせて治療をします。