膝関節は自分の体重を保持しながら、かつスムーズな動きを要求される非常にストレスのかかりやすい関節です。
2本脚歩行が出来るように進化した私たち人間は、動物たちよりも膝関節を大切にいたわってあげる必要があると思いませんか?
首や肩が痛くても生活していく上での行動範囲は変化ありませんが、膝が痛くてどうしようもなければ歩くどころか、立ち上がる事も苦痛に感じてしまいます。
ちょっとした膝の違和感も放っておかず、症状の軽いうちからチェックしておくことが大事に至らないポイントになります。
膝の痛みといっても、外側・内側・膝のおさら(膝蓋骨)の周囲・関節の深部のところ・全体的にぼやけて痛いなど、症状はひとりひとり少しずつ違います。
代表的な膝の疾患としては、下記の変形性膝関節症があります。
変形性膝関節症は50歳代以上の女性に多く、
m関節のこわばり感がある(とくに起床時)
m関節の曲げ・伸ばしの動きが悪い
m正座ができない
m階段の昇降がつらくなった
m太ももの筋肉が細く・弱くなる
m関節の内側が出っ張る
などの症状でひとつでも当てはまる方は、変形性膝関節症の可能性があります。
変形性膝関節症は、初期症状ののもでは症状が大きく進んでいないと思われますので、
2~4週間しっかり治療していけば症状は緩和されます。
変形が大きく進んでしまったものでは痛みを100%取り切る事は難しい可能性が高くなっていますので、お近くの整形外科の治療と並行しながら、患部の治療を続けていく必要があります。
しっかり治療を継続していけばある程度の痛みは無くなるかもしれませんが、
変形が強く残っていると、治療を止めると痛みが再度出現する可能性もありますので、
症状が緩和されてもある程度継続的な来院・治療をおすすめします。
変形性膝関節症の治療は太ももの前方の筋肉の強化、足底板の挿入があります。
膝関節の変形は年齢とともに症状はひとそれぞれ違いますが、言わば誰しもが必ずなるものです。
最も大切なことは、膝関節に関与する筋肉や、膝のおさら周囲の組織が固くなってしまっているので、
こちらを中心に手技療法・電気療法その他物理療法を行って柔らかくし、
多かれ少なかれ起きてしまう膝関節の変形の進行を止める、もしくはゆっくりにできるようにしていくことです。
ご来院いただいたらまずは患部のチェックをします。
その後、患者様の症状に合わせて下記の治療方法を組み合わせ、治療いたします。
患者様の症状に合わせて、下記の治療方法を組み合わせて治療をします。