捻挫(ねんざ)とは、スポーツや日常生活中に足首・手首・指などの関節をひねって痛める事を言います。 関節には筋肉・腱・靭帯・関節包などの組織があり、ひねってそれらを傷つけてしまうことを「捻挫」と呼んでいます。
足首が最も多いですが、指など体のあらゆるところに捻挫は起こります。球技でよく起こる「突き指」も捻挫の一種です。
捻挫の原因はスポーツや日常生活など様々です。
よくある捻挫の症状で足の捻挫(足関節捻挫:内反捻挫)がありますが、この捻挫の原因は
m階段を降りたとき
m段差を踏み外したとき
m石ころを踏んでしまったとき
などに足首が内側にひねられて、外側の靭帯が切れたり伸びすぎたりして痛み・赤み・内出血が起こります。
応急処置の基本に「PRICES」処置というものがあります。
“PRICES”は
P:保護(Protect)
R:安静(Rest)
I:冷却(Ice)
C:圧迫(Compression)
E:挙上(Elevation)
S:安定/固定(Stabilization/Support)
の頭文字をとったものです。
*以前は「RICE」でしたが近年は「PRICES」の6文字に増えてきています。
特に大切なのはまず冷やす!こと。
ご家庭でできる最も簡単な冷やす(アイシング)ことで、患部の炎症症状が抑えられ痛みが緩和されます。
ご来院いただいたらまずは患部のチェックをします。
その後、患者様の症状に合わせて下記の治療方法を組み合わせ、治療いたします。
患者様の症状に合わせて、下記の治療方法を組み合わせて治療をします。
いくつの組織を痛めてしまっているかにもよりますが、痛みが完全に消えるまでは1~2ヶ月ほどかかります。
足首の捻挫においては治療期間中は足首が動かないように固定を施していたため、関節の柔軟性が大幅に低下しています。
このまま部活に復帰したり、運動を再開すると足首の動きに関与する筋肉に大きな負担がかかり他の部位のケガにもつながりますので、痛みが消えてから足首の柔軟性を取り戻すまでが治療と考え治療します。
一度捻挫をすると関節に「緩み」が生じてしまいます。
捻挫をしてしまった際に、この「緩み」を的確に処置しなければ、再び捻挫をしやすい状態=捻挫がくせになった状態となってしまうのです。
よく耳にする「捻挫がくせになる」というのは、一度起こしてしまった捻挫を的確に処置しなかった(できなかった)ことにあるということです。
ですので、一見症状が軽そうな、放っておけば治りそうな捻挫でも安易に考えず、まずは山本はりきゅう整骨院で治療を受けましょう。